今回は、サツマイモ基腐病の拡大を抑える排水対策についてご紹介します!
サツマイモ基腐病は激しい風雨や畑の停滞水によって、サツマイモ基腐病菌が移動し被害が拡大してしまいます。
そうなる前に畑の準備として、排水対策が重要になります。
ぜひ読んでみてください!
【目次】
1.サツマイモ基腐病とは?
サツマイモ基腐病とは糸状菌というカビによって、サツマイモの株が枯れて、イモが腐ってしまう病気です。
発病した場合、株の基部が黒くなるので基腐病と呼ばれます。
2.サツマイモ基腐病の対策
今回はサツマイモ基腐病の防除対策として、排水対策についてご紹介します。
サツマイモ基腐病の拡大を防ぐためには、「畑に水を溜めない」「水が溜まっている時間を短くする」ことが重要です。
排水対策として畑の雨水を排水路に流す「表面排水対策」、地下に浸透させる「地下排水対策」があります。
表面排水対策
表面排水対策には「排水路の管理」「排水口の管理」「排水口までの導水」の作業が必要となります。排水路がきれいに管理されているか、畑から排水路への接続が良好か、畑が凹んだりして水が溜まりやすくなっていないかなどを確認しましょう。
もし排水路が近くにない場合は、畑の端に大きな溝(名渠)を堀り、一時的に溜めて地下への排水を待つ方法もあります。
地下排水対策
トラクターなどの作業機が畑を踏み固めることにより、作土層(表面から20cm〜30cm)の下に耕盤ができることがあります。これにより雨水が地下にしみ込みにくくなります。そこでサブソイラ等を使用して耕盤を破壊しましょう。
3.排水対策による効果
表面排水対策と地下排水対策の両方を組み合わせることにより、畑に水が溜まっている時間を短くし、サツマイモ基腐病の拡大を抑える効果が期待できます。
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