今回は、緑肥についてご紹介していきます!
緑肥(りょくひ)は大学などで農業を学んだ方にはお馴染みの資材ですが
まだまだ認知度の低い作物です!
この記事を読んで、ぜひ家庭菜園のみなさんも緑肥を試してみてくださいね。
【目次】
1.緑肥の効果
まずは、緑肥作物にはどんな効果があるのか解説していきたいと思います。
教科書的には、以下の3つの効果があるとされています。
①土壌の団粒化、②保肥力の増加、③微生物相の増加です。
現在、環境保全型農業の推進をする上でも重要視されている作物です。
緑肥は長期的に効果が見込めるものですので、
間作として何度も作付けするといいでしょう。
(参考:雪印種苗株式会社 緑肥物語)
2.緑肥の種類
こちらの動画で紹介されている緑肥の中から、抜粋して解説していきます。
家庭菜園の方へのおすすめは、スーダングラスです!
スーダングラスは、2m近くまで草丈が伸びます。
そのため、風よけの効果を期待することができます。
近年、台風などの災害も多いためこういった作物を活用するのもいいでしょう。
また、センチュウ対策・窒素固定の役割を果たす作物としては
クロタラリアがおすすめです。
こちらは暖地向けの作物になりますので、事前に播種適期については確認しましょう。
3.注意すること
2mもの緑肥作物をどうやって処理するのかと疑問に思った方もいるでしょう。
これは、すきこむ時期が重要になってきます。
緑肥の種類によっては、花が咲くと逆に虫が寄ってきてしまったり
越冬できる種をつけてしまう作物もあります。
購入する際に、地元の種苗店やメーカーに必ず確認しましょう!
ぜひ動画もご覧ください!
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