今回は、土壌のサンプリング方法についてご紹介していきます!
肥料を使うときは、基本的には肥料袋に記載されている
標準施肥量を参考にします。
でも実際は、その圃場ごとにそれぞれ土の性質が異なるため
施肥量もその土の特徴により変えていく必要があります。
土づくりに関することは少し内容が難しいですが、
知れば知るほど面白い土のこと、ぜひ学んでみましょう!
【目次】
1.土壌サンプリングに必要な道具
同じ圃場にある土は、同じような性質に見えますが
実際は様々な物質が不均一に広がっています。
土壌をサンプリングの際は、土の深さを測る必要があります。
そのため、移植ごてや折れ尺などサンプリングの方法に合わせて使い分けましょう。
2.圃場のサンプリング方法
土壌診断の方法は大きく分けて2つあります。
計画診断→適正な施肥量を決めたり、使用する資材を決める
対策診断→圃場の中で、出来の悪い場所と正常な場所を比較して原因を追究する
計画診断の中でも、圃場の養分状態を調べるためには、対角線採土法という方法が効果的です。
圃場の中でおおよそ5点サンプリングしましょう。
また、作土の深さは平均的に、水田だと15㎝、畑だと20㎝になっています。
3.分析用のサンプルを調整する
対角線採土法で取った土は、5点分混ぜてビニール袋に入れましょう。
量が多ければよく混ぜて、500g程度あれば分析することができます。
このサンプルを乾燥させて、土壌分析を行います。
いかがでしたでしょうか?
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