今回は、石灰の特徴や使い分け方をご紹介についてご紹介します!
石灰にはいくつか種類がありますが、今回はよく使われている消石灰・苦土石灰・有機石灰についてご紹介します。
ぜひ読んでみてください!
【目次】
1.各石灰の特徴
消石灰
消石灰は60%前後の強アルカリ性です。つまり酸性度を改善する力が1番強いと言えます。酸性土壌を改善することで植物の根が出やすくなります。
また消石灰は効き目が早く強いのも特徴です。酸性に強く傾いてる畑や長く使ってなかった畑に有効です。ただし堆肥や肥料など窒素を含む物とは一緒には使わないでください。消石灰と窒素が反応してガスが発生し、栄養が抜けてしまいます。
苦土石灰
苦土石灰は成分としてカルシウムとマグネシウムが入っています。マグネシウムは酸素の活性を助けたり、リン酸の吸収を助けてくれます。
リン酸は実付きに必要な栄養素なので、実野菜と相性が良いとされています。
有機石灰
有機石灰の大半は牡蠣殻から作られています。有機石灰は長くゆっくり効くのが特徴です。なので肥料や堆肥と一緒に混ぜても大丈夫です。
ただし酸性を改善する力は弱いです。すぐに土づくりをして野菜を育てる場合におすすめの石灰です。
2.石灰の使い方
PH1.0を上げるには1㎡あたり消石灰は80g、苦土石灰は100g、有機石灰は130gが必要です。
また石灰を撒く量にも限度があります。1㎡あたり消石灰は180g〜270g、苦土石灰は200g〜300g、有機石灰は240g〜360gです。
3.なぜ石灰を撒くのか
石灰を撒く理由は日本は雨が多いからです。雨が多いと土壌のアルカリ性であるカルシウムやマグネシウムが雨で流れ出てしまいます。
カルシウムやマグネシウムは植物にとって重要な栄養素です。そのため石灰を撒く必要があります。
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