今回は、食品衛生管理の基準であるHACCPについてご紹介していきます!
農業者にも実施する義務のある、衛生管理についてご存知でしょうか?
実は、農産物を加工して販売する際もHACCPの手法に沿って
衛生管理を行う必要があります。
まずはHACCPの概要について学んでいきましょう!
ぜひ読んでみてくださいね!
【目次】
1.「HACCP」の義務化ってなに?
HACCP(ハサップ)とは、食品衛生管理の国際基準です。
日本の食品衛生法では、
これまでHACCPの導入が制度化されていませんでした。
しかし、この度の法改正により2021年の6月までに食品製造工程に導入することが義務付けられました。
HACCPの基準に沿って衛生管理を行うことは、
とても難しいように感じますが
本来の目的は「食品に危害を与える要因を分析して事故を防ぐ」ことです。
目的を理解すれば、どんなことを改善しなければいけないか
がわかるかと思いますので、難しく考えず取り組んでいきましょう!
2.義務化の対象とは?
食品を扱うすべての事業者がHACCPを取り入れる必要がありますが、
事業所の規模などにより、対応が変わります。
スタッフが50人以下の事業所であれば、
「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」という簡易版の手引きに沿って
作業を行うことができます。
ただし、輸出している製品がある場合は、
「HACCPに基づく衛生管理」を遵守することが求められますので注意です!
3.HACCPの7原則・12手順とは?
HACCPには手順が12個あります。
実施段階の手順には7つの原則がありますが、
その前にまずは「手順1 HACCPチームの編成」を行う必要があります。
ひとつの部門からだけでなく、各部署から担当者を集めてチームをつくります。
細かい手順については、業種別にまとめられた厚生労働省の手引きをご覧ください!
厚生労働省HP
→https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000179028_00002.html
ぜひ動画でも振り返ってみてくださいね!
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