田植機の植え付け作業をする前に苗載台を左右どちらかの端に寄せてから苗を入れて作業をする必要があります。この作業をしないと爪が苗を途中から取っていってしまい、苗送りの際に苗が歪んでしまいます。これを防止するために田植機の空回し運転が必要になります。
今回はそんな空回し運転の方法をご紹介します。
【目次】
0.農業中に聞く読書
1.空回し運転のやり方
まず最初に副変速のレバーを中立に入れます。作業時にはブレーキを離すことがあるので必ず平らな場所で作業をしましょう。
次に植え付け部を途中まで下ろして椅子下の油圧ロックをかけます。苗載台を途中で止めることができない機種は一番上で行います。
エンジンをかけて植え付け部の上下レバーを下に下げ(油圧をロックしているので植え付け部は下がりません。)変速レバーを前進に入れたら植え付け部が動き出します。
2.苗載せ台の合わせ方
空回しを開始して苗載台が端までいったらブレーキをかけて苗載台を止めます。苗送りのベルトがカチャンと動いた時に止めるのがポイントです。
苗載台を動かしたときには植え付け部分のプッシュロッドが動いているかも確認しましょう。プッシュロッドがうまく動かないと植え付けがうまく行えません。
いかがだったでしょうか?
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