今回は、「GAP」の制度についてご紹介していきます。
東京オリパラの前からよく耳にするようになった
GAP(ギャップ)ですが、
この制度はどんなことを目的にしているのでしょうか?
初歩に立ち返って、なぜGAPが必要とされているか学んでいきましょう!
ぜひ読んでみてくださいね!
【目次】
1.「GAP」はどんな制度?
GAP認証を受けた生産者でつくられた作物は、「GAP農産物」と呼ばれます。ちなみに、品目ごとに認証を受ける必要があります!
GAPは、生産現場の取り組みを第3者が一律の基準で評価する制度といえます。
生産者自身が、「この野菜安全ですよ」と主張していても
そのことが定量的に評価されていた方が、消費者は安心しますよね。
GAPは、食品安全・環境保全・労働安全の観点に配慮した
持続可能な農業の取り組みです。
2.義務化の対象とは?
食品安全とは、
農産物に異物が混入する危険性がないことだったり
使用する農薬や肥料が適正に管理されているか、ということです。
例えば、いつ壊れてもおかしくない刃物で野菜を収穫していた場合
破損した刃物の一部分が野菜に混入していたら大変ですよね。
3.HACCPの7原則・12手順とは?
近年は、環境に配慮した農業の取り組みも求められています。
例えば、農薬の使用量を適正に管理することは
残留農薬の観点から食品安全にもつながりますし、
河川への流入などの観点から環境保全にもつながります。
生産現場で多く排出される、プラスチックなどを適切に処分することも
環境保全につながります。
GAPはたくさんの項目があり、一気に改善することは難しいですが
少しずつ安全安心な農業を目指していきましょう!
ぜひ動画もご覧ください。
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