イチゴの4月の管理方法は3月までと変わってきます。
しっかり押さえて収穫に向けて頑張りましょう!
いちご だんめん図鑑 [ わたなべまこ @築地市場ドットコム ]
人工授粉
これから暖かくなり、野生の鉢やほかの虫が出てくると必要性は減りますが、
寒い時期は人工授粉をお勧めします。
ちょっと面倒だなと思う人は、花を手でやさしくゆすってあげるくらいのことでも結構です!
追肥
追肥は一株にひとつまみをひと月に一回ほど行います。
水やり
これから暖かくなる中で、イチゴの葉が大きくなってきます。
それによりもっとたくさんの水を必要とします。
頻度を増やし、土の表面が乾いていたら水をあげましょう!
ランナー取る?残す?
ランナーとは、イチゴの株元から出てくる細長い棒みたいなもので、苗の元となります。
残しておくと苗を増やせていいのですが、栄養がそっちに持って行かれてしまいます!
4月のうちは株元から取るようにしましょう!
古い葉
イチゴの古い葉は取りましょう!
陰になって光合成に貢献していないですし、病気とか害虫の発生につながるからです。
摘芽や摘花
お好みで行ってください。
芽の数を減らしたり花の数を減らす方が1つの実は大きくなりやすいです。
逆に減らさないと小さいですが数は多く取れます。
病気と害虫対策
うどんこ病や灰色カビ病が起こりやすくなります。
こうした病気を予防するためには、重曹水を手作りで作成したり、ホームセンターで農薬を買って使ったりします。
害虫対策としては、「水で洗い流す・農薬を使う・物理的に実や畝を守る」といったことが考えられます。
温度管理
一番大事です。
3月まではできるだけ保温して温度を高くすることが大事でした。
4月からは、逆に温度をできるだけ高くしない工夫が必要です。
なぜなら、イチゴは温度が高くなりすぎると花を作らなくなり、ランナーばかりになってしまうからです!
ただ5℃以下になると雌しべがダメージを受けてしまうので注意が必要です。
家の陰や日陰は避け、太陽の光が当たる環境で管理しましょう!
以上イチゴ栽培で4月に行うことを見てきました!
収穫まであと少し頑張っていきましょう!