今回は、溝施肥と全面施肥の使い分けをご紹介をご紹介します!
これから夏野菜の栽培のために施肥を実施する方もおられると思いますが、溝施肥と全面施肥の違いはご存知ですか?
それぞれの野菜の品目に適した施肥の方法があります。
今回は溝施肥と全面施肥のポイントとやり方をご紹介します。
ぜひ読んでみてください!
【目次】
0.農業中に聞く読書
1.全面施肥の方法
全面施肥の方法を説明します。通常の野菜栽培では全面施肥を行います。
畝の上に堆肥や肥料を撒いて耕す方法が全面施肥です。全面施肥の利点は初めから肥料が効くので初期生育が良くなります。また土の保水力や排水性も向上します。
全面施肥のやり方は堆肥を畑の全面に隅々まで撒きます。その後、有機肥料や化成肥料を入れます。ポイントは畝の端まで肥料を撒くことです。化成肥料を使う場合は根やけの原因になるので満遍なく撒きましょう。
肥料を撒いたら、混ぜ込んでいきます。その後畝を立てて2〜3週間寝かしましょう。
2.溝施肥の方法
次に溝施肥について説明します。溝施肥は根が下に伸びて成長する時に肥料が効くように、前もって根が伸びる場所に施肥する方法です。
この方法の利点は肥料もちが良く長く効く、根が太く深く伸びて丈夫になる、肥料焼けしにくいことが挙げられます。
溝施肥のやり方は畝中央に深さ25〜30cmの溝を切ります。その溝に堆肥を撒きます。その後、肥料を入れていきます。
次に土と肥料を混ぜ込みましょう。その後土を埋め戻します。埋め戻したら2〜3週間寝かしましょう。
3.全面施肥と溝施肥に向いている野菜
全面施肥が向いている野菜はきゅうり、豆類、ニンジン、かぶ、小松菜、葉物野菜です。
特にきゅうりは根が浅く広がるので、全面施肥が効果があります。
溝施肥が向いている野菜はトマト、ナス、ピーマンです。
深く根を張る野菜には溝施肥が有効です。
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