今回は刈払機使用時におけるナイロンコードの注意点とクラッチの焼き付きの危険についてご紹介します。
【目次】
1.ナイロンコードを出しすぎた場合に起こる現象
ナイロンコードを出しすぎた場合に起こる現象ですが、エンジンとクラッチの継ぎ目の部分が黒く焦げ付き、クラッチハウジング部分が熱で溶けてしまうことで異音や最悪クラッチの焼き付きを引き起こすことになります。
2.なぜ焼き付いてしまうのか?
次にナイロンコードを出しすぎたときになぜクラッチが焼き付いてしまうのか、というところですがエンジンから刈刃へ動力を伝える際に『遠心クラッチ』を介していますが、先端の負荷が大きいとこの遠心クラッチにかかる摩擦が大きくなり、熱を発します。
この熱によってクラッチハウジング溶けてしまうようです。
3.ナイロンコードの最適な長さ
最後にどのくらいの長さでナイロンコードを使用するのがいいかをご紹介します。
30cc以下の刈払機であればナイロンコードは15cmくらいで使うのがベストです。それ以上の長さにすると機械に負荷がかかってしまいます。
また、ナイロンコードには太さの違うものも存在します。当然太くなればなるほど負荷は増すので基本は2.5mmを使用するのが良いでしょう。
いかがだったでしょうか?
ご自身の機械に合ったナイロンコードを選択しましょう。
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