現代の農業において中古農機という存在は当たり前のように購入の選択肢に入ってくるようになりました。市場も様々で店頭で取り扱っているお店からヤフオクなどのオークションサイトまで中古農機は存在します。
しかし、中古農機は金額が安い反面機械の不備や正常に作動しないなどの話も耳にします。特にインターネット経由の購入になると現物の確認ができない場合などもあるので買って使おうとしたら使えない、なんてこともあります。
今回はそんな中古農機購入時の注意点についてご紹介します。
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1.出品情報を確認する
ヤフオクなどのサイトでまず確認しなければならないのは出品情報です。
以下の点に注意してみてみるといいでしょう。
・出品者は業者か個人か
→業者出品であれば機械の動作確認をしっかりされているところが多いです。
また機械知識のある業者さんであればメンテナンスや部品交換をしてくれているところもあります。
・出品する理由はなんなのか(買い替えか、離農か)
→出品の理由が離農であれば機械はそのまま使えるケースが多いです。しかし、買い替えで手放す場合だと再販可能な機械であれば下取りしてくれるケースがほとんどです。なので業者が買取をしない理由がある可能性があります。出品情報に載っていないことも多いので出品者に質問してみるとよいでしょう。
よく調べずに買うと機械が動かないなんてこともあります。
2.近くの農機具屋さんに声をかけてから購入する
もし中古で機械を購入するのであれば、少々気は引けるかもしれませんが普段お世話になっている農機具屋さんに一声相談してみるのもいいでしょう。
もし、中古で購入した機械の整備をお断りしているのであればその時点で教えてくれますし、機械に何かあった時も面倒を見てくれる可能性が高くなります。
自分で機械のメンテナンスができる方以外は一度相談してみることをお勧めします。
3.農機具屋さんが中古機械の整備をお断りするわけ
中古の選び方というところから少し外れますが、中古農機具購入のリスクとして農機具屋さんに整備を断られる、という点があるのでこちらも触れておきます。
中古農機で購入した機械を農機具屋さんが整備をお断りする、というのはよく聞くお話です。
農機具屋さんからしてみれば誰がなんの整備をしたかわからない機械というのは状況を把握し、的確に修理することができないものなのです。
また、一度見た機械はそのあとも見続けなければならないリスクを負うことになるので最初の時点でお断りすることが多いのだそうです。
いかがだったでしょうか?
中古機械は安くて魅力的ですが、その分リスクもあることを理解したうえで購入を検討しましょう!
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