多くの農家さんにとってトラクターは欠かせない存在です。しかし、トラクターからロータリーやドライブハローなどの作業機に動力を伝えているユニバーサルジョイントという部品はご存じでしょうか?
トラクターと作業機のメンテナンスはもちろん必要ですが、ユニバーサルジョイントもメンテナンスをしないと壊れる可能性があります。
今回はユニバーサルジョイントのメンテナンスについてご紹介します。
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【目次】
0.農業中に聞く読書
1.故障の原因
まず、故障する原因ですが、グリース切れによるスパイダーベアリングの焼き付き、破損、摩耗です。
ベアリングが破損すると修理にお金がかかるのでグリース切れを防ぐメンテナンスが必要ということになります。
2.グリスアップの方法
次にグリスアップの方法です。この項では一般的な方広角ジョイントを例にとって説明します。
①シャフト部分をグリスアップします。グリスアップ後スムーズに動くか確認しましょう。
②作業機側PTOシャフトの受け口とカバーの隙間のグリスニップルからグリースガンを使用してグリスアップします。
摺動部から新しいグリースが出てきたらOKです。
③カバー内のスライドリング部分のグリスアップをします。(カバー部分にグリスニップルがついています。)
④トラクター側PTOシャフト受け口とスライドピンをグリスアップします。
⑤カバーを取り外し、3か所にグリースガンを使ってグリスアップします。
⑥スライドリング部分にグリスアップします。
これで組み立てれば作業完了になります。
動画を見ながらぜひ作業してみてください。
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