今回は、中玉トマトに窒素過多の症状が出た場合の対処方法についてご紹介していきます!
作物の調子が悪くなるのは、病気だけでなく
肥料が多すぎる場合もあります。
ぜひ読んでみてくださいね!
【目次】
1.窒素過多の症状
ほかの植物にも必須である肥料成分の窒素ですが、
トマトは特に吸肥力が強く、窒素過多の症状が出やすい作物です。
窒素過多の症状として、
茎が太くなったり、葉がカールしたり、茎の一部に空洞ができたりします。
肥料をあまり与えていなくても、前作の残効肥料の影響を受けて症状が出る場合がありますので、作物の状態をよく確認しましょう。
また、アンモニア態窒素が多い場合は
カルシウム欠乏による尻腐れ果が発生する可能性もあります。
2.対処方法
こちらの動画では、2つの対処方法をご紹介しています。
1つは、わき芽を伸ばし、肥料を切ること
2つ目は、葉の一部を切ることです。
3.栽培管理のポイント
過繁茂になってしまうと、茎に栄養が吸収されてしまい
果実の生長が阻害されることがあります。
生育初期は肥料を極力抑えて、有機質肥料や緩効性のものを用いると
良いでしょう。
家庭菜園でトマト栽培されている方もぜひ参考にしてみてくださいね!
(参考文献:新版 土壌診断と作物生育改善 一般社団法人 日本土壌協会 p207-209)
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