梅雨時期の栽培育成の手助けをするためにお酢を使用されることがあります。濃度としては200~500倍以上に薄めて使用するのが基本です。濃度を濃くした方が光合成の促進や病害の予防に効くと考える方もいるかもしれませんが、葉焼けなどの障害を起こす可能性が高まります。
今回はそんなお酢の濃度による障害をご紹介します。
10倍、20倍、30倍、50倍、100倍、200倍にそれぞれ薄めたものを散布した物を見ていきます。
濃度ごとにどう変化するかをご覧ください!
スプレー アルコール対応 スプレーボトル スプレー容器 アルコール 霧吹き 500ml PET樹脂
発送時期は4月下旬より!長野より発送します!! 赤ピーマンの苗 10株農家さんが使っているため徒長(とちょう)してません!!!
【目次】
1.濃度10倍~20倍
散布から30時間経過した時点で10倍の濃度のものは既に葉焼けが発生しています。10倍での濃度の使用は危険なようです。
次に20倍です。ぱっと見問題なさそうに見えますが、部分的に葉焼けを起こしていたり、葉脈に近い部分の色が薄くなっていたりします。10倍ほどではないにせよ障害は起こっているので控えた方がよいでしょう。
2.濃度30倍~50倍
次に30倍です。この辺りまで来ると変化がわかりづらくなっていますが、所々葉の色が薄くなっているので使い続けることで葉焼けの危険などがありそうです。
50倍まで来るとさらにわかりづらいですが濃くかかった場所では葉焼けがあるので使用は危険なようです。
3.濃度100倍~200倍
100倍までくると200倍と比べてもほぼ変化は見られません。100倍程度であれば濃度障害の問題はないようです。
この動画の実験した動画は曇りの日に行っていますので晴れの日などに行うと濃度障害は起こりやすいようです。
いかがだったでしょうか?
濃度を濃くしすぎると効き目がよくなるどころか障害を起こしてしまいますので適切な濃度を心がけましょう。
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